今、スト6 EWC2025 LCQの決定をやってたんだが、ちょっと感動したことがあるので、記事にしようと思う。
Crazy Raccoon所属の立川さん
Crazy Raccoonチームのスト6チームに所属している立川さんというプロゲーマーがいる。2025年のSFL大会には、選手ではなくチームコーチで参加することになっているプロゲーマーなんだが。
EWCとCCの価値
サウジアラビアで行われる大会に、EWCと呼ばれる大会がある。大きな大会だ。あと大きな大会でCCと呼ばれる大会がある。この2つの大会で優勝するために、頑張っているプレイヤーは多々いるといっても問題ないだろう。
ちなみに、CCは、カプコンカップの略称。ようはカプコンカップで優勝すれば、その年度で世界一強いスト6プレイヤーということになる。ちなみに2025年までのCCの優勝賞金は1億5千万。とんでもない名誉と賞金が手に入るのだ。w
EWCの優勝賞金はいくらか。どんつきはわからなかったのだが、まぁ安くはないはず。
EWCやCC以外の大会もあるんだが、このEWCとCCで優勝することを目指して、プレイヤーたちは頑張るんだ。
ただ、EWCやCCに出場するためには、条件があり「EWCとCC以外の別の大会で、最低2位または優勝しないと、EWC、CCの大会に出場できないという足きりが存在する。」厳密には、CC出場するためにはもっと細かいルールがあるのだが、気になる人はググってくれ。
他の大会ってなんだ?
他の大会がなんだってことなんだが、世界各国で行われる大会があるのだ。日本で行われる大会は、「EVO Japan」と呼ばれている。通称:エヴォジャパン と呼ばれている。
アメリカで行わるEVOと呼ばれる大会や、オーストラリアとか、ドミニカといった日本国外でも大会が行われているんだ。
でこれらの世界大会で、優勝 or 準優勝をするとEWCやCCに出れるようになる。(大会によって条件は異なる。)
つまり、この2つの大会に出場するためには、とんでもなく厳しい条件があるのだ。(別の方法で出ることもできるのだが、それは後程。)
よって出ることも難しい、この2つの大会で、優勝することはとんでもなく凄いことになるというわけ。
世界大会を回る。ということは当然お金がかかる。が、所属チームが負担してくれる。
もし、日本で行われるEVO Japanの大会で、優勝 or 準優勝 できなかった場合どうするのか?
「大体のプロゲーマーは、EWCやCCに出るために、他の世界大会で、優勝 or 準優勝を狙う。」
という動きになり、世界をあちこち飛んで回ることになるのだ。当然、
「金がかかる。」
が、チームに所属していると、世界大会に行くための旅費やその他費用をチームが出してくれるのだ。
これは、所属選手にとってはとても助かることだと思う。だが、当然チームに旅費とかを支援してもらってる以上、
「選手は、結果を残す必要がある。」
という責任がでてくるのだ。(当然、チームは表立って、結果を残してこーい。なんて言わないだろうが。)
プロゲーマーである以上、やはり
「結果を残さないと。」
と考えるのは普通らしい。
プロゲーマー立川さん。
実は、Crazy Raccoon所属の立川さん。スト6のプロゲーマーなんだけど、配信活動も結構されていて、かなり有名なプロゲーマーなのである。リスナーとの距離感も近く、いろいろな内容でリスナーからもいじられたりする姿を配信して面白く配信する人でもある。
立川さんはCrazy Raccoonに所属しているため、ある配信で、
「2025年は、SFL選手ではなくチームコーチとしてSFLに参加する。SFL選手として参加しないので、自分は、まずはEWCに出場して、いい結果を残してチームに貢献できるように2025年は頑張っていきたい。」
と言われていた。(SFLは、スト6の日本プロ選手大会。野球のセリーグ、パリーグみたいなもん。)
が、初めに説明したが、EWCに出場するには、基本、
「ほかの世界大会に出場して、準優勝 or 優勝」しなくてはいけない。
が、準優勝 or 優勝のところまで手が届かない。
立川さん自身、
「結果が出ねぇ。EWCの出場権が取れない。何とかしないと。」と配信で言われてる姿もあった。
EWCの出場権を獲得するために最後のLCQ大会に挑む。
実は、EWCの大会に出るためには、優勝 or 準優勝 する以外に下記2つの特別ルートが存在する。
【aの方法.特別なルートで、出場権が決定している。】
【bの方法.EWC大会の予選大会で、〇位以上の順位を獲得する。】
この2つである。aの方法について全てのとくべるルートを説明すると多くなるので、超簡単な例を1つ挙げると、
【2024年に行われたCCの成績9位までに入賞した人は、2025年のEWCに出場できるという権利を得れたのだ。】
これ以外にもいろいろなルートが出る方法があるので気になる人は調べてみてくれ。
で、本題のbの方法だが、例えば【2025年度のEWCは出場者49人で行います。】と決まった時に、
【①まず、aの特別な枠で39人を埋めます。(人数は開催時期で変わる。)】
【②残りの10人を、EWC大会開始の前に、予選大会を開いて、成績上位10人に出場権限を与えます。】
というような、出場できる選手の枠数を決める。
この②で出場できる選手を決める大会が、LCQと呼ばれたりする。
じゃ、
「初めから、世界大会を回って優勝 or 準優勝を狙うんじゃなくて、初めからLCQ一発で挑めばいいのでは?」
と思うかもしれないが、LCQの大会には選出が出場するため、そんな簡単に取れないのだ。(千人以上でてくるんだぜ?簡単に取れるわけがない。)
だから、
「世界大会を回って、可能であれば優勝 or 準優勝して、EWCの出場権を獲得しよう。」
という動きになるわけ。
立川さんも苦戦したその一人。
立川さん。実は、2024年のEWCに出場されており3位入賞というとんでもない成績を残してるんです。だが、2025年は、世界大会を回ってEWCに出場する権利を獲得できない。という状態に。
そんな立川さん、ある配信で、視聴者から「勝てないねー。タチ―。」という弄りコメントが発生してた。(立川さんの人のよさからも言われてるんだろうなー。と感じました。)
立川さんも、2025年の初めの大会のほうでは、負けてしまっても
「まぁ、見とけって。俺頑張るから。」
みたいなやり取りをされてたんだけど、だんだんEWC大会が近づいてきてるのに出場権が獲得できておらず、そこを視聴者にいじられて
「俺はだめだ、チームに金を出してもらってるのに結果が残せない。プロゲーマーなのに。ここで結果残さないでどうすんだよ。クソ―。」
みたいな感じになっちゃってたんだよね。
どんつきは、「あぁ。これ結構メンタルに来てるなー。」とかおもってみてたんだけど。
立川氏2025年 EWC大会の出場権を獲る。そしてサインする姿に感動した。どんつき。
結論からいうと、立川さん2025年度のEWC大会出場権利をLCQで獲得しました。
スト6の大会って、2人の対戦相手に負けたら終わりなのよ。ゲームでいうとライフ2でスタートするんだけど、2人に負けてしまうとゲームオーバーになるわけだ。
立川さん大会序盤で1回負けてしまって、かなり厳しい状況に追い込まれてしまう。
が、そこから快進撃で、EWCの出場権を獲得するんだ。この時、立川さん泣いてたな。
で、出場権が確定したプレイヤーには、EWCの出場権利チケットが渡されるんだけど、そこに自分の名前を書くんだよ。
そのときに立川さん
「Tachikawa」
って自分の名前を書いた後に、
「CR」
って書くんだけど、この書き方がマジでヤバイ。
【Tachikawa】までは、サラサラっと書いてたんだけど、【CR】のとこだけいきなり力強く書くんだ。
どんつきの勝手な感想だけどあれ、
「これまでの大会で、旅費とかいろいろ支援してもらってたCRに、感謝をこめて力強く書いたんじゃないかなー。って感じがしたんだよな。」
「なんとか、結果残せませたよ。ありがとうございます。」っていう感じにみえたんだよなー。
もちろん立川さん以外にも、皆感謝してるだろうし、「あー。この人感動してるんやろなー。」とも思ってたんだけど、立川さんのあのCRの書き方には、より一層いろいろな感情が込められているように感じたんだよなー。
まぁ気になる人は、動画のリンクを書いておくから見てみてくれ。中々感じるものがあると思うから。

というわけで以上。
本線でも頑張ってほしいところですね。
コメント