1年ぶりに動画を公開した
タイトル:【DIY】FlexiSpotの天板180㎝×90㎝を自作。鬼目ナット12か所ズレずに埋め込んでみた。
FlexiSpotの天板を、パイン材で自作した。という動画なのだがこれが超大変だった。
この裏話を書こうと思う。
1枚目を作り、動画検証中に予想外の問題が多発した。
着手を始めたのは実は、10か月以上前なんだ。
実はこの時に1枚目の天板を作り検証していたのだ。
この時、二つの機能を実装したかったのだ。
- 簡単に傷つきにくい天板。
- 俯瞰撮影時、カメラの影や照明の影が机にはっきり映らないこと。
影の方は、まぁ映ったとしても我慢できるのだが、天板に簡単が傷つくのは許容できない。
これだけの対策はきっちりしないとと思い、対策を考えたのだ。
パイン材は、クッソ安い。が、クッソ柔らかい。
パイン材は、クッソ安い。だがクッソ柔らかいのである。
ボールペン一本落とすだけで、簡単に天板が凹むのだ。
「なぜ、凹むと困るのか?」
机として使うので、天板が凸凹になると文字がガタガタになるのである。
動画で紹介もしたが、ハサミなんて落とした日には、抉れるほどの傷がつく。
傷防止はどうするのがいいのか?二つしかない
①机に傷がつかないように、気を付けて使う。
②机にマットを敷く。
①は問題外。机で筆記用具を使うのに、気を使って使う?本末転倒である。あほなのか?といいたくなるレベル。
②は実はあんまりしたくなかった。簡単に手に入るのはホームセンターとかで売っている透明なビニールのマット。
透明なビニールマットには、2つ問題がある。「透明なためいろんなものが反射する。」「マットに厚みがあるため、腕が痛くなる。」
なので、ビニールマットは使えないなー。と思ったのである。
すると、①も②も使えないとすれば、どうやって天板を傷から守るのか?
考えたよ。他に方法ないのだろうか。
そんなとき、あったのだ。パイン材に傷がつきにくくする方法が。
和信ペイント 水性ウレタンニスの塗膜。これだ!
和信ペイントさんの水性ウレタンニスを調べたときに、「乾くと硬い塗膜ができるので、実用的なものにも使えます」というキーワードが見つかったのだ。
この文章。
「硬い塗膜ができる」んです。
これ見た瞬間に、どんつきは、
「この塗料を、何度も何度も塗ることで、パイン材でもカチカチの天板を作れるようになるのではないか?」
と思ったんです。
結論から言いましょう。
「何回、重ね塗りしても、意味ありません。何回塗っても、ボールペンで簡単に凹みます。w」
色は、艶消しクリアーで、木材の白を使うことで、影を映りこむのを防ごうとした。
どんつきは、天板を2枚作成している。
1枚目は、160㎝×80㎝の天板で、色は艶消しの透明にしたのである。
テカリを消し、パイン材の白さを使えば、影が机に落ちにくい。机に映りにくくなるのではないか?と思ったのである。
これは、失敗である。影はバチバチに落ちるし。意味はなかった。
むしろ、白であるため余計に影が目立つようになった。終わっとる。
3度塗り、5度塗り、7度塗りまでやった。
そして先ほどの内容から、「水性ウレタンニス」で硬い塗膜が作れるのであれば、7度塗りすることで、強度な塗膜ができるはずだった。
ダメだったよ。
「ボールペン落としても簡単に傷はつく。」
なんなら、
「書き物するだけで、文字跡が天板に付くのだ。」
もう終わっとるwwwwwwwwwwwwwwww
文字が天板に写るとか。もう机でも何でもねぇよww
誰が使え運だよこの机。
「狂気の沙汰だよ。」
で、聞いたんだ俺。和信ペイントさんに。
俺:「あのー。これ強い塗膜ってのができるって書いてるんですが、ボールペン落とすだけで傷がつくんですが、どういうことでしょう?」
和信:「あー。そういう膜ではないんですよ。水とかから守る膜であって、衝撃とかには効果がありません。」
俺:「は?まじですか。そしたら俺が7度も塗った事は、ただ単に膜の厚みを増やしただけで、余計、文字跡とかが写りやすくしただけですか?」
和信:「・・・そういう事になりますね…。」
衝撃でしたね。
頑丈にするはずが、7度も塗った事で、より軟弱な天板を作っただけだと。wwwwww
160㎝×80㎝天板の裏表7度塗り。
塗料をエグイぐらい使ったんですよ。wwwwwwwwwww
塗料だけで2万ぐらい使ったんじゃないかね。
目の前が真っ黒になるとは、このことなんだって思ったよ。
7度塗りもすると、「金もかかるし」「乾燥に時間がかかる」。
もう時間が異常にかかるんだよ。
「塗膜の真実を知ったとき」泣きそうになったよ。
「俺は、金を無駄に使い、時間を無駄にかけ、何をしてるんだって。」
和信ペイントが、全て悪いとは言わないけど、勘違い起こす文章はよろしくないと思うぜ。
素人がみても、勘違いしない文章を書いてほしかった。w
182㎝×91㎝のパイン材天板に、アマゾンで売ってるマットを使うことで解決。
パイン材は塗料では守れない。
振出しに戻った。どうしようか。ふと思う。
「アマゾンにマットは売ってないか?」
調べてみたらあった。
「180㎝×90㎝×2mmのちょうどいいマット。」
このマットの厚みであれば、簡単に腕も痛くならず、使えるのではないか。
このマットは正解だった。
長時間力を込めて、腕を置き続けるとさすがに痛くなるだが、面取りしてない天板に比べれば100倍マシ。
このマットを敷くことで、メリットかなり生まれた。それは
①ボールペンとか落としても、天板に傷がつきにくくなった。
②カメラや照明の影が落ちても目立ちにくくはなった。
③マットを敷くので使う塗料が少なくなった。綺麗に塗る必要はなくなった。
一気にこれで解決したんだ。
それで生まれた天板が、182㎝×91㎝×2.5cmの2台目天板の完成である。
これが動画になっている。
おまけ:電動トリマーは怖ええええ。だが綺麗な面取りには使いたい工具。
電動トリマーの破壊力はやばい。
マジでやばい。
こいつまでやばい。
操作を少し甘やるだけで大事故になる。切って縫うとかそんなレベルではないのだ。
さすがに動画にはできなかったよ。
ただ、もし天板を今度作ることがあってもさすがに、電動トリマーを使うのはマジで考えるなー。
次も俺は上手く使えて、無事故で終われるだろうか。っていう不安が付きまとうんだ。
なので、考えるんだ。次の電動トリマーもうまく使えるのだろうか?って。
今回の記事はこれぐらいで終わろう。
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