マイクに気合いを入れすぎてマイクアームが困っている現状。

マイクに気合いを入れすぎてマイクアームが困っている現状。

以前まで、マイクはECM-PCV80UというSONYのマイクを使っていました。
ただ、やめたんです。

最近はオーディオテクニカのAT4050を使っているんです。
普通ならAT2020とかAT2050を狙うべきなんだろうけど、どんつきは後から、やっぱあの機能が欲しかったー。っていうのが出てくるのが嫌だったので、AT4050を買ったわけです。

マイクの話は後日するとして。今回の話は、このマイクを支えるマイクアームのお話。

結論を先に言うと、マイクアームの選択で、ものすごく苦労しております。

■マイクアームで苦労している理由。

実は、このAT4050って重いんです。

本体のみで500gのAT4050。

AT4050を購入するときに、重さなんて気にしてなかったんです。
「AT4050を買って、マイクアームに取り付ければ、環境が良くなってハッピーだぜ。」
なんて気軽に考えてたんです。

■耐荷重2.0㎏のマイクアームでは、AT4050(約500g)を支えることは厳しい。

いざ買ってから、マイクアームをアマゾンで買おうとしたら、その時のアームの耐荷重が2.0㎏となっているんです。

思いますよね。2.0kgも耐荷重があるなら、AT4050のマイクなんて余裕っしょ。って思うでしょう。
どんつきもそう思ったんです。

ですが、結論はどうなったかというと、AT4050を支えれません。
耐荷重2.0kgのアームを2本ぐらいかって、試してみたんですが、マイクを支えきれず、アームが下がってくるんです。

ちなみに複数買ったマイクアームのうち1本がこれ。

本体はこれのはず。(何本も似たようなのがあって不確定。)

なぜ下がってしまうのかについて説明しましょう。

■なぜ支えれないのか?

マイク本体500gであれば、支えきれます。

でもね。マイクだけをマイクアームで支えるわけではないんです。
どんつきはここまで考えがたどり着いていませんでした。
実は、マイク以外に、

・ショックマウント
・ポップガード
・XLRケーブル

と実は、マイクアームが支えるものをこれだけあるんです。

・ショックマウント(276g)

AT4050の付属ショックマウントです。重さは276gあります。

・ポップガード(150g)

・XLRケーブル(135g)

ということで、この3部品の重さがマイクアームにかかってくるんです。(ケーブルの重さはすべてかかってくるわけではありませんが。)
マイク(502g)+ショックマウント(276g)+ポップガード(150g)+XLRケーブル(135g)で、合計1063g。

まだ2.0㎏の耐荷重には十分足りている気がしますが、これではアームが下がるんです。
空中で支えるため、この重さではマイクアームが耐えれません。

ちょっと動かすだけでも、アームの高さが下がってくるんです。

上の画像は、XLRケーブルを刺してませんが、この状態でマイクアームが重さを支えきれず机に接触してしまうんです。

アームの各パーツに、アームを固定するネジがあるんですが、ネジを滅茶苦茶固く締めれば、数分は重さを支えきれるんですが、
アームを動かしたりすると、アームが下がってきます。

つまり、支えきれてないんです。

ただ、AT2020やAT2050は、マイクの重さがAT4050より軽いため、耐荷重2.0㎏のマイクアームで支えれてるよ。って報告はちらほらありました。

■耐荷重2.0㎏のマイクアームから耐荷重2.5㎏のマイクアームに進化。

で、買ったときから時間が過ぎてるわけですが、最近は、耐荷重2.5㎏のマイクアームというのが出ています。

現物が見つからないので、今は商品紹介だけしますが、
「マイクスタンド マイクアームスタンド [耐荷重2.5kg] コンデンサーマイク トリプルフレーム スマホホルダーLEDリングライト」という物を買って試してみました。

付属品もいろんなものがついてパワーアップしています。

2.5に対応になったことで、マイク1式を支えることが出来るようになりました。
2.0㎏の時と比べて、下がってくるということはありませんでした。はじめはね・・・。

ただ、今度は別の問題が。
どんつきは、すのこの棚を作って使ているんですが、そこに耐荷重2.5㎏のマイクアームを取り付けて使ってたわけです。
すると、マイクアームを動かすたびに、すののこの棚の取り付け側が割れました。写真でこんな感じ。

こうなってしまうと、マイクアームがグラグラしてきて使えない。
ただまぁ、これはどんつきの環境が悪いだけなので、しっかりマイクアームをクランプできる場所があれば使えるかと思います。

よって、耐荷重2.5㎏のマイクアームのテストは1時間ぐらいしかできなかった。
※耐荷重2.0kgの時みたいにメタルラック側に木材はめてテストしてみてもよかったんだけど、万が一クランプ側が緩んだ時、マイクアームが崩れてマイクが落下するので、メタルラック側はテストしていません。

なので、AT4050のように重たいマイクを買うときは、マイクアームのことも考えて買わないと、苦労するよっていうお話。
ただ、ECM-PCV80Uのコンデンサーマイクから、AT4050へのダイナミックマイクに交換。交換したAT4050自体に今のところ不満はない。このマイク話は、また後日。

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